メール 振り分け転送・自動返信

「振り分け転送・自動返信」は、特定のメールに対して、「自動的応答や転送、削除」の設定ができる機能です。
たとえば「振り分け設定」では、「社長からのメールだけは携帯に転送する」「特定アドレスからのスパムメールを破棄する」などの条件をつけた設定できます。
また「自動返信」では、「長期休暇時に何日まで返信できない旨のメール」「退職した人あてに送られてきたメールに対してお詫びと連絡先を記載したメール」などが設定できます。

単純に全てのメールを転送したい場合は「転送設定」ページから設定してください。

ログインをしてページを開く
メールサーバーの管理画面(コントロールパネル)にログインをしてください。

ログインした状態

ログインすると下記の画面が現れます。

下矢印

メール一覧を開く

左側のメニューから「メール」→「メール一覧」を開いてください。

下矢印

メールアドレスの詳細設定を開く

該当するアドレスの右端の「設定」→「振り分け転送・自動返信」を押してください。

下矢印

振り分け設定

まずは「振り分け設定」についてです。

●「条件」には
「題名 Subject 」「差出人 From 」「送信先 to 」に、特定の「メールアドレス」や「文字」が、「含まれる時」「含まれない時」で、条件の設定をします。

題名 Subject メールの件名です。件名に決まった、特定の文言などが入っている場合の振り分けで使用します。例:【セール情報】が含まれている時は、など
差出人 From 相手のメールアドレスです。例えば社長のメールアドレスが含まれている時は、スパムを送ってくる特定アドレスが含まれている時は、などの場合に使います。
送信先 to ここはご自身のメールアドレスや退職してしまった人のアドレスが多いでしょうか。ここで設定したアドレス宛に来たメールは全て振り分けることになりますので、長期休暇時や退職者あての全てのメールを自動返信したい時などに使います。

●「動作」には
上記で設定した条件のメールをどうするか、「メールを破棄」「メールを転送」「自動返信」の動作の設定をします。

メールを破棄 条件に合致した全ての「メールを破棄」することになるので、主な用途としてはスパムメール・嫌がらせメールは受信せずにサーバーで削除してしまう時など。
メールを転送 条件に合致した全ての「メールを転送」することになるので、主な用途としては重要な人からのメール、会社の代表アドレス宛のメール、重要な件名のメールなどでしょうか。
なお単純に全てのメールを転送したい場合は「転送設定」ページから設定した方が簡単です。
自動返信 条件に合致した全てのメールを「自動返信」なので、主な用途としては長期休暇時の挨拶メール、退職者あてに送られてきたメールなどでしょうか。
なお「自動返信」を設定する場合は、まず最初に「定型文」を作成保存する必要があります。下記に進んでください。

下矢印

自動返信に使用する定型文の作成

「自動返信」を設定する場合は、まず最初に「定型文」を作成保存する必要があります。完了したら「追加ボタン」を押してください。テンプレートとして保存されます。

タイトル メールの件名です。【自動返信】10月31日まで長期休暇のお知らせ など
送信元 初期ドメインアドレス と会社のアドレスが表示されますので、会社のアドレスを選択してください。
本文 自動返信で使う本文を入力します。

下矢印

以上で設定は完了です。