Outlook(アウトルック)系でのメール設定方法(POP3)

ここでは、Outlook 2019 や Microsoft 365 のOutlook を利用してメールを設定する手順をご案内しています。

それ以前の旧バージョンも設定画面や文言が多少異なりますが、基本的な設定方法は同じになります。もしこの下の手順・ステップでは、「Outlook アウトルック 起動ボタンが無くて進めない」「過去バージョンで設定画面が異なっている」といった方は このページ下の「コントロールパネルから設定する方法」 から設定してください。


Outlook(アウトルック)系では

1. 標準のメール設定(受信SSLなし、送信のみSSL)
2. 送受信とも暗号化(SSL)を使ったメール設定
3. IMAP(アイマップ)を使ったメール  の3パターンがご利用になれます。

※IMAPの設定はこのページの一番下にご案内しています。

Outlook を起動

Outlook 2019 や Office365の Outlook アウトルック を起動します。

メールアカウント設定画面の表示

「Outlook」のメールアドレスを入力する画面が表示されます。
または、『 ファイル 』から『 アカウントの追加 』をクリックします。

※ご利用のバージョンにより、表示が異なる可能性があります。下記のような 「Outlook アウトルック 起動ボタンが無い」「バージョンが古くて設定画面が異なる」といった方は このページの一番下の「コントロールパネルから設定する方法」 で試してみてください。

メールアドレスを入力

メールアドレスを入力します。
詳細をオプションをクリックします。『手動で設定』にチェックを入れ『 接続 』をクリックします。

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POPを選択
『 POP 』をクリックします。
(今回は一般的なPOPでの設定をご案内しています。IMAPがご希望の方はIMAPを選択してください)

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「標準のメール設定(受信はSSL無し・送信はSSLあり)」または「送受信とも暗号化(SSL)を使ったメール設定」のどちらかで設定ができます。お好きな方で設定してください。

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「標準のメールの設定方法(受信はSSL無し・送信はSSLあり)」
標準のメール設定(受信はSSL無し・送信はSSLあり)の場合です。

受信メールサーバー(POP3)

●●●.toml.jp (初期ドメイン)
※注意:お客様が取得した独自ドメインではございません。
ポート番号  110
「このサーバーでは暗号化された接続(SSL/TLS)が必要」 に チェックを入れない
「セキュリティで保護されたパスワード認証(SPA)のログオンが必要」 には チェックを入れない

送信メールサーバー(SMTP)

●●●.toml.jp (初期ドメイン)
※注意:お客様が取得した独自ドメインではございません。
ポート番号  STARTTLSの場合:587  SSL/TLSの場合:465
送信(SMTP)サーバーには認証が必要です  チェックを入れる
「受信メール サーバーと同じ設定を利用する」を選択
暗号化方法  「STARTTLS」または「SSL/TLS」 を選択
※エラーの場合は「自動」を選択
「セキュリティで保護されたパスワード認証(SPA)のログオンが必要」 には チェックを入れない
「送受信とも暗号化(SSL)を使ったメール設定」
送受信とも「暗号化(SSL)を使ったメール設定」の場合です。

受信メールサーバー(POP3)

●●●.toml.jp (初期ドメイン: toml が入ったもの)
※注意:お客様が取得した独自ドメインではございません。
ポート番号  995
「このサーバーでは暗号化された接続(SSL/TLS)が必要」 に チェックを入れる
「セキュリティで保護されたパスワード認証(SPA)のログオンが必要」 には チェックを入れない

送信メールサーバー(SMTP)

●●●.toml.jp (初期ドメイン: toml が入ったもの)
※注意:お客様が取得した独自ドメインではございません。
ポート番号  STARTTLSの場合:587  SSL/TLSの場合:465
送信(SMTP)サーバーには認証が必要です  チェックを入れる
「受信メール サーバーと同じ設定を利用する」を選択
>暗号化方法  「STARTTLS」または「SSL/TLS」 を選択
※エラーの場合は「自動」を選択
「セキュリティで保護されたパスワード認証(SPA)のログオンが必要」 には チェックを入れない

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メールアドレスのパスワードを入力

お客様のメールアドレスのパスワードを入力してください。

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アカウントの追加が完了

アカウントの追加が完了しました。

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最後に送受信がちゃんと出来るか確認
設定は以上で完了しました。
大丈夫だとは思いますが、最後に自分から自分のアドレスに(または他のアドレスに)、ちゃんと送信出来るか、受信ができたらそのまま自分に返信して、ちゃんと自分から自分に届くか試してみてください。

●コントロールパネルから設定する方法

コントロールパネルから設定する方法

ここからは上記手順のような「Outlook アウトルック 起動ボタンが無い」「バージョンが古すぎて設定画面が異なる」といった方のために、「コントロールパネルから設定する方法」です。

スタートボタンからコントロールパネルを開く

画面左下の「スタートボタン」を押して、「W」の項目「Windowsシステムツール」 に 入っている 「コントロールパネル」 を開いてください。

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コントロールパネルを開いたら、 「ユーザーアカウント」 をクリックしてください。
またはそのまま、すべてのコントロールパネルの中から「Mail Microsoft Outlook 2016、2013」をクリックしてください。


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電子メールアカウントをクリック

次に「電子メールアカウント」をクリックしてください。

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「電子メールアカウント」画面が表示されたら、「新規作成」をクリックしてください。
※ちなみに設定完了後に、あらためて設定情報を確認するには、ここで「修復ボタン」「変更ボタン」を押します。ぜひ覚えておいてください。

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「手動設定」を選択して、「次へ」をクリックしてください。

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「POPまたはIMAP」を選択して、「次へ」をクリックしてください。
今回は「POP」での設定方法をご案内しています。

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設定情報を入力

メールの設定情報を入力してください。入力する情報はこのページの上の方にある「アウトルック2019の設定」と同じになります。
【注意】アカウントの種類は 「POP3」 を選びます。

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詳細設定を入力

入力が完了したら 「詳細設定」 をクリックしてください。

「標準のメール設定(受信はSSL無し・送信はSSLあり)」 または 送受信とも「暗号化(SSL)を使ったメール設定」 のどちらかで設定ができます。お好きな方で設定してください。

『 送信サーバー 』タブを選択し、
SMTP認証を有効にするため『 送信サーバ(SMTP)は認証が必要(O) 』にチェックします。

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次にとなりの『 詳細設定 』タブを選択し、
『 受信サーバー(POP3): 』に
標準の受信はSSL無し・送信はSSLありで設定する場合は『 110 』と入力し、このサーバーでは暗号化された接続が必要は『 チェックを入れないでください 』
送受信ともSSLありで設定する場合は『 995 』、このサーバーでは暗号化された接続が必要は『 チェックを入れてください 』

『 送信サーバー(SMTP): 』に『 587 』、使用する暗号化種類は『 STARTTLS 』*エラーの場合は「自動」や「SSL」を選択して、
『 OK 』をクリックします。

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テストを実行

『 OK 』をクリックすると、先ほどの画面に戻りますので、『 アカウント設定のテスト 』を押してください。

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テストでエラーなどが発生しなければ無事完了です。『 閉じる 』をクリックして、終了です。

●IMAP(アイマップ)の設定

IMAP(アイマップ)の設定

ここからは「IMAP」を使った設定方法になります。上記の「POP」による設定を選んだ方は不要です。

受信サーバーの種類は「IMAP」を選択、
受信ポート番号は暗号化設定を利用しない場合は「143」、暗号化設定を利用する場合は「993」を入れてください。
送信ポートは「587」です。

それ以外の「サーバ名」「ユーザーアカウント」「パスワード」は「POP設定」と同じです。ポート番号の数字が違うだけです。

ここでは、アウトルック系での方法をご案内いたします。


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重要:IMAPの場合、このままでは受信トレイが表示されませんので最後に「inbox」を設定する必要があります。
いったん戻って、「ファイル」→「アカウント設定」を開き、いま作成したアカウントを開いてください。


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「ルートフォルダーのパス」の欄に inbox(半角)と入れて、「次」を押してください。

受信トレイが出来ているはずです。以上で完了です。

※IMAP(アイマップ)はサーバー上でメールを管理する仕組みで、POP3とは基本的な構造が異なるため、使用していた方の途中からの変更ができません。
新たにPOP3のアカウントを新規作成していただく必要がございます。