Thunderbird(サンダーバード)でのメール新規設定方法

Thunderbird(サンダーバード)のメールを新規設定する場合

ここでは、メールソフトの Thunderbird(サンダーバード)を利用する手順をご案内しています。それ以前の旧バージョンも設定画面や文言が多少異なりますが、基本的な設定方法は同じになります


1. POP 標準のメール設定(受信SSLなし、送信のみSSL)
2. POP 送受信とも暗号化(SSL)を使ったメール設定
3. IMAP(アイマップ)を使ったメール  の3パターンがご利用になれます。

※ IMAPの設定はこのページの一番下にご案内しています。
※ 設定完了後の「受信サーバー設定」と「送信サーバー設定」の場所を確認or修正するにはページ下のこちらをご覧下さい。

Thunderbird を初めてご利用になる方

Thunderbird を初めてご利用になる方は公式サイトからダウンロードしてください。インストールが終わると手順 ④の画面が表示されます。

Thunderbird をすでにインストールしている方

Thunderbird を起動します。

①右上の三本線メニューをクリックして、
②新規作成をクリック

または「セットアップ」の「メール」をクリックしても作成出来ます。手順 ⑤の画面が表示されますので進んでください。

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③「新しいメールアカウントを取得」をクリック

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④下の「メールアカウントを設定する」をクリック
※「gandi.net」にはチェックは入れないでください。

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⑤「お名前」「ユーザーアカウント」「パスワード」を入力してください。

お名前 受信者に表示される名前です 例:ツアー工業(株)山田太郎
ユーザーアカウント ご自身のアドレス 例:yamada@tour.jp を全て入力
パスワード ご自身のメールアドレスのパスワード

※くるくる回って、自動的にメールアカウントを検索し始めますが、そのまま『 手動設定 』をクリックします。

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メールアカウントの設定

「●一般的な設定(送信のみSSL)」と「●送受信ともSSLありで設定」が選べます。お好きな方で設定してください。(どちらかといえば、送受信ともSSLありでの設定を推奨いたします)

受信サーバー
サーバーの種類(プルダウンメニュー) POP3(POP)
受信サーバー(サーバーホスト名) ●●●.toml.jp (初期ドメイン)
※注意:お客様の独自ドメインではございません。
受信ポート番号 110 (●送受信ともSSLありにする場合は995)
受信SSL 接続の保護なし (●送受信ともSSLありにする場合は SSL/TLS)
認証方式 通常のパスワード認証
送信サーバー
送信サーバー(サーバーホスト名) ●●●.toml.jp (初期ドメイン)
※注意:お客様の独自ドメインではございません。
送信ポート番号 STARTTLSは 587、SSL/TLSは465
送信SSL STARTTLS または SSL/TLS(上記のポート番号による)
認証方式 通常のパスワード認証
●一般的な設定(送信のみSSL)

「一般的な設定(送信のみSSL)」です。


送信サーバーのSSLは、出来れば「STARTTLS」、エラーなどが出る場合は「接続の保護無し」。

●送受信ともSSLありで設定(推奨)
「送受信ともSSLありで設定」です。お使いのメールソフトによっては設定できない場合もございますが、できればセキュリティ強化で「送受信ともSSLありで設定」を推奨いたします。

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「 接続の保護なし 」の設定の場合、下記のような赤い画面の警告が表示されますが、『 接続する上での危険性を理解しました(U) 』にチェックを入れ、『 完了 』をクリックします。(SSLありで設定をした場合はそのまま完了です)

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設定完了

下記画像のサンダーバードの左側に今回設定をしたメールアドレスの受信トレイ、下書き、送信済みトレイ、迷惑メール、ゴミ箱が表示されます。以上で設定完了です。

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最後に送受信がちゃんと出来るか確認
設定は以上で完了しました。
大丈夫だとは思いますが、最後に自分から自分のアドレスに(または他のアドレスに)、ちゃんと送信出来るか、受信ができたらそのまま自分に返信して、ちゃんと自分から自分に届くか試してみてください。

●IMAP(アイマップ)の設定

IMAP(アイマップ)でのメール設定

ここからは「IMAP」を使った設定方法になります。上記の「POP」による設定の方は不要です。

受信サーバーの種類は「IMAP」を選択、

標準設定(SSLなし)の場合は、
受信サーバーのポート番号は「143」、送信ポートは「587」です。

暗号化設定を利用する場合は、
受信サーバーのポート番号は「993」、送信ポートは「587」です。

それ以外の「サーバ名」「ユーザーアカウント」「パスワード」は「POP設定」と同じです。ポート番号の数字が違うだけです。

※IMAP(アイマップ)はサーバー上でメールを管理する仕組みで、POP3とは基本的な構造が異なるため、使用していた方の途中からの変更ができません。
新たにPOP3のアカウントを新規作成していただく必要がございます。

●IMAPの設定表

受信サーバー
サーバーの種類(プルダウンメニュー) IMAP
受信サーバー(サーバーホスト名) ●●●.toml.jp (初期ドメイン)
※注意:お客様の独自ドメインではございません。
受信ポート番号 143 (SSLを使う場合は993)
受信SSL 接続の保護なし (SSLを使う場合は SSL/TLS)
認証方式 通常のパスワード認証
送信サーバー
送信サーバー(サーバーホスト名) ●●●.toml.jp (初期ドメイン)
※注意:お客様の独自ドメインではございません。
送信ポート番号 587
送信SSL 接続の保護なし (SSLを使う場合は STARTTLS)
認証方式 暗号化されたパスワード認証

IMAP(アイマップ)の設定は以上で完了です。


●設定した情報を確認する・修正する

●補足:サーバ設定の確認や修正をする場合

設定完了後にサーバー設定の確認や修正をする場合は以下の通りです。

●「受信サーバー」の設定場所

1. 設定情報を見たい左側のメールアドレスをクリック
2. 「このアカウントの設定を表示する」をクリック

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3.「サーバー設定」をクリック

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4.受信サーバーの設定情報が表示されますので、修正したい箇所を直してください。

●「送信サーバー」の設定場所

「送信サーバー」の設定場所は少しわかりにくいところにあります。
1. 左側の一番下にある送信(SMTP)サーバをクリック
2. 該当する情報をクリック
3. 右の編集をクリック

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4. 送信(SMTP)サーバーの設定情報が開きますので、修正したい箇所を直してください。(下記の設定は「SSL無し」の設定です。)